株式会社スマレジの開発部でスマレジのサーバサイドを作っています

エンジニアとビジネス(1)

こんにちは!株式会社スマレジ、エンジニアのmasaです!

今週は暑かったですねー!大阪本社まわりはいよいよ夏本番という感じの天気が続いていました。

今回から、予定を変更して何回かに分けて最近仕事をしていて感じた超上流のお話をしてみようかなと思います。

エンジニアとビジネス

結論から言うと、営業やお客様の「こんな機能が欲しい」という背景をどれくらい理解できるかが機能を考えるうえでとっても大事だなって感じたということです。(当たり前ですけどね)

今日はSIerが言うところの超上流工程のお話です。超上流工程とは、要件定義よりも前の段階のことです。つまり、営業さんが契約を受注するまでの工程です。

今回は比較対象として、SIerでの超上流を紹介したいと思います。

大手のベンダーの場合、営業に加えてグループのコンサルタントが中に入って、問題の発掘や解決プロセスを精査し、入札や提案に盛り込んでいくことが多いと思います。

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SIerの体制例


最近の日系メーカー系ベンダーなんかだと、「SEのコンサル力向上」が経営課題に挙がっていたりして、僕自身も前職ではフレームワークやらビジネス課題の発見研修みたいなのには結構行かされてました。(でもこの手の研修って、実戦経験とSEの興味関心がかみ合わないと身につかないんですよねー)

前職のイメージで言うと、エンタープライズ系のSEは特に行かされていたイメージがあります。公共や社会インフラ系SEと比較するとPJ規模が少額なため、専門のコンサルを入れるのではなく、SE自身が提案をしていくシーンが多いからだと思います。ゆくゆくは、SEだけで上流以前にコンサル料をとれるようにさせたいとか、そんな噂話も聞こえていました。

では、スマレジの場合はどうかというと、以前のブログで紹介したように、お客様のニーズを営業さんが取りまとめて、ニーズのある順に機能開発をしていきます。

以前のブログはこちら↓

 

masa2019.hatenablog.com

 

これだけ聞くと、エンジニア側は営業さんの要望に応えていけばそれでOKみたいに聞こえますか、実際はそういうわけではないです。

要件を理解する上で重要になる既存機能・スケール・性能について、次回からお話ししていければと思います。