株式会社スマレジの開発部でスマレジのサーバサイドを作っています

半年がたちました。

こんにちは!株式会社スマレジ、開発部のマサです!

今週の大阪本社周りはG20開催で、物々しい雰囲気です…!難波~本町はお巡りさんが大量動員で警戒されています。

そんな今週のブログですが、入社してちょうど半年がたつので、少し振り返ってみようかなと思います。

以前のブログと比較しやすいように、SIerとの違いを中心にお話ししたいと思います。

大きな違いその1 コード品質

ここが一番違いが大きいんじゃないかなと、個人的には思っています。以前も書きましたが、「動くこと」が重視されるSIerとは異なり、つくったものをソフトウェア資産として持ち続けるASPは、製造工程にかける工数は非常に大きいです。

大きな違いその2 システムテストと移行

そして、SIerにはあって、ASPには存在しない工程が「移行」です。これは、SIerの場合は結合テストの後、お客さんのデータを移行させて、実際に使えるのか検証をするフェーズなのですが、そもそもデータ移行はお客さん自身がやるので、移行コストなどをエンジニアが負担しなくてもいいからです。その代わり、お客さんが移行や連携をスムーズに行えるように、APIを用意したり、大量データ投入時のパフォーマンスなどの検証を行っています。

大きな違いその3 上流工程

上流工程でのコストは正直比較出来ないと思います。SIerの場合はエンジニアや営業が入る前に、コンサルタントが戦略立案~システム化計画の途中くらいまで入っていますが、ASPにはそんなものはありませんので、自分たちでなにを作るべきかから考えなければいけません。これは経営層だけの話ではなく、エンジニアにも普通に求められることです。「なぜこの機能を作るのか」という部分から主体的に考え、納得ができない場合は上司であっても意見する姿勢が必要です。

逆に弊社のようにお客さん自身がショールームにきてもらうタイプの営業方式であれば、顧客に対する接待や、益体のない打合せに時間をとられることは少ないと思います。(営業職ではないので、詳しいことはわからないですが…)

ただ、その分お客さんの数が非常にふえるので、別のコストがかかってくると思います。

 

というわけで、半年版のSIerとの比較を書いてみました。たぶんこれ以上、この比較が変わることはないと思いますが、また気づきがあったらお知らせしますね。