株式会社スマレジの開発部でスマレジのサーバサイドを作っています

スマレジ 4.0を通じて、僕が学んだこと

こんばんは!株式会社スマレジ 、エンジニアのmasaです。

ここ数日でまた、グンと寒くなりましたねー。 今日は住民投票のため、久しぶりに母校の小学校に行ったのですが、 全く変化がなく、懐かしい校舎がそのままでびっくりしていました(笑)

今回は久しぶりの所感ブログです。

プラットフォームAPIを通じて、学んだこと

プラットフォームAPIの作業自体は、去年の軽減税率対応がひと段落した、12月ごろから取り組んできたので、実質1年規模のプロジェクトでした。 今回は、その振り返りを記載します。

アプリマーケットの仕組みそのものを学べたこと

これまで、僕はtwitter APIなどを使って、簡単なアプリ開発したり、Google Chromeの拡張アプリをストアから探して使ったりすることはありました。 ですが、APIや連携アプリ基盤についてはほとんど無知の状態で、これを実務を通じて学べたことは大きかったかなと思います。

API設計について学べたこと

RESTfulなデザイン、OAuth2.0の提供側の留意点など、APIを提供する上での注意点や設計方法を学べたことは大きかったです。 APIって仕様書に書かれた通りに投げるだけで、その先の処理ってあまり意識したことがなかったのですが、その裏方の考え方や最近のトレンド、 そしてそれらを取捨選択し、スマレジ に組み込んでいくことを学んで、初めて「リクエストを投げて帰ってくるまで」の一連の流れを腹落ちさせることができたと思います。

DXについて学べたこと

API設計にも関わるのですが、「これをするためには、このAPIもいるよね」「この操作、APIでできるけどコール数が嵩むよね」といった、useableからusefulAPIを成長させていく過程を学べて、個人的にここはとても楽しく感じました。

GASについて学べたこと

これは副産物というか、このブログを通じてという意味合いが強いのですが笑 GASについては、かなり調べましたねー・・・。特に現行のissue周り。

今までのブログのGASのソースの中には、現行のissueをmasaが一回踏み抜いて、「動かねえええ」と、一通り叫んだ後、issueを回避するように記載したものもあったりします。

これから学んでいきたいこと

開発パートナーとのコミュニケーション

SaaS間の連携の考え方や、お客様とは違う、開発者という新たなステークホルダーをスマレジ として、どう定義して、どうコミュニケーションをとっていくのか。 これは、サービスをローンチしたこれから、開発パートナー様とともに学んでいき、開発者・お客様にとってより良いプラットフォームに成長していければなと思っています。

スマレジ の標準機能として実装すること

これから僕たちスマレジ 開発チームは、標準機能として実装すべきことと、連携アプリ側ですることを分けて考える必要が出てきました。 それらの調整には、多くのことを学ぶ必要があるかなと現在でも感じています。

僕はスマレジ に入って、1年目に軽減税率、2年目にスマレジ 4.0という二つの大きなプロジェクトに関われて、とても幸運だったと思います。 これからも、スマレジ と共に成長していけたらな、と改めて思いました。